日立電鉄廃線
日立電鉄廃線
今回の廃線探訪は、2年前の平成17年3月31日で廃線になった日立電鉄です。
常北太田(じょうほくおおた)駅〜鮎川駅間18.1kmの路線でした。
上野駅から常磐線特急「ひたち」で約1時間半、大甕(おおみか)駅が接続駅で、
ここから常北太田方面か鮎川方面に向かうことになります。

上野から常磐線特急「フレッシュひたち」に乗り、勝田駅で降り、普通列車で大甕まで行きます。
(大甕停車の特急もあります)

ご覧の通り、ここは交流区間です。
だから何なの?
それだけ東京を離れたってことよ。

大甕から常北太田方面に歩くと、所々に廃線跡が見られます。
但し線路も枕木も架線も、そして何と架線柱もありません。
雑草とバラストだらけの廃線跡です。orz

周辺案内図には、まだ「日立電鉄線」が記載されています。

バラストも角が取れて丸くなっています。

踏切だったところだけは何故か線路が残っています。

ここで初めてトンネルに遭遇しました。
内部は立ち入り禁止の柵があり入れないので外から撮影しましょう。

写真上部の鉄橋は常磐線です。
背後からお化けが出そうね。
廃線跡というのはそういうもんぢゃ!

後ろの柵が邪魔ね。
どのみち水浸しだから入れないがな。

何だか廃線跡に見えないわね。
丸くなったバラストだけだからな。仕方ない…orz

ここだけ駅舎が残っていました。
久慈川駅の待合室と事務室の建物です。
踏切は他から持ってこられたものです。
(ホントは久慈川駅は上のトンネルの前なんです)

久慈川駅のホーム跡です。
ここには屋根付きの車庫があるのですが、車庫以外のレールや架線は
全て撤去されています。
手前の階段からホームに上ります。

ワンマン運転手用の安全確認ミラーも残されています。

バスのように前乗り後降りだったのですね。

駅前のバス停の名称も「久慈浜駅前」から「久慈浜」に変更になっています。
費用をかけたくない気持ちが素直に表れていますw

久慈浜駅から常北太田方面にトンネルを抜けると、しばらく道路沿いに廃線跡が続きます。

交差点の拡幅に転用されたところもあります。

しばらく行くと陸橋があり、これは取り付け部分の築堤です。
(陸橋跡は完全に撤去されていました)

常磐自動車道をアンダーパスしている部分です。

踏切跡はレールが残されているのではっきりと分かります。

ぢゃあ、高速道路のガード下で撮るか。
車が結構通るんだけど…。
そんなん気にしない!他人なんだから。
それはいいけど、パパ傾いてる〜。

ここのバラストは何故かまだ角張っています。

ガード下をくぐって少し行くと、小さい橋が残っています。

パパ、そんなところに乗ったら危ないわよ!
パパの体重で壊れると思うか?

それにしてもこの橋、何のための橋かしら?
そういえば、川もないし…う〜ん???

大橋駅跡です。ホームが2本あったのですが、現在は何もありません。

残っている鉄橋もあります。

しかし、大きな鉄橋になると、完全に撤去されています。
里川にかかっていた鉄橋は、橋桁はおろか、橋脚まで撤去され、岸の部分もこの有様です。

まあ、せっかく来たんだから記念に撮っておこう。

岸の部分はこんな感じです。堤防の上部だけ何故か舗装されています。

ここまで完全撤去された橋は初めてだ。
パパ〜、直射日光が暑いから早く撮ろうよ〜。

それにしても暑いな〜。気温35℃かよ〜。
それなのに昨日までフリースのパーカーを着せられていたのよね〜。

ふぅ〜、屋外ロケの撮影は終了ぢゃ〜。
ここで終わり?
そうぢゃ。あとは廃線跡だけの撮影だ。
やった〜。それにしても暑かった…。

終点の常北太田駅跡です。ここももう何もありません。一部は駐車場になっています。

大甕駅跡です。ここも駐車場になっています。右上には事務所がありますが、
廃線後何をしているのでしょうか?

大甕駅から鮎川方面に向かう廃線跡も既にこの状態です。

築堤も切り崩されているところがあります。

終点の鮎川駅跡です。既にただの空き地です。
左側の線路は常磐線です。

大甕〜常北太田間が田んぼの中を通っているのに比べ、大甕〜鮎川間は民家や工場の裏や、国道に沿っているため、
残念ながらロケできる場所は見あたりませんでした。
ここは廃線から約2年半にもかかわらず、既に線路、枕木、架線及び架線柱がほぼ全線にわたり撤去されており、
駅舎も久慈川以外はホームまで撤去されているという状態でした。
「飛ぶ鳥跡を濁さず」でしょうか(ちょっと違いますねw)。
最近、「盗り鉄」も多いですし、撤去にも費用がかかりますから、売れるものは早く売る必要があるのでしょうかね。
鹿島鉄道といい、日立電鉄といい、最近は地方鉄道の廃線が多いので、探訪ネタは増えますが、ちょっと残念ですね。
存続できるものでしたら存続してもらいたいですが。
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